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JAはくい押水いちじく部会 黒イチジク「黒蜜姫」出番

 JAはくい押水いちじく部会は8月下旬、黒イチジク「ビオレソリエス」の今季出荷を始めました。栽培・流通量が少なく、幻のイチジクと呼ばれる高級品種で、宝達志水町押水地区の11戸が約40アールで栽培。果皮が黒く、果肉は紅色、蜜のような甘さが特徴で「黒蜜姫」の愛称でブランド化を進めています。

 初日は、ハウスで栽培する1戸が、4パック入り6ケースを金沢市場に出荷しました。松浦部会長は「猛暑続きで水管理に苦労したが、まずまずの出来。ぜひ味わってほしい」と話しました。生食だけでなく、ケーキやフランス料理の食材としても人気が高いといいます。

 露地物の収穫が本格化する9月下旬から10月上旬をピークに、11月上旬まで出荷が続きます。9月からは東京への出荷も始まります。

 木の生育が旺盛で着果しにくい難しさがある品種ですが、部会では2016年に研究会を設立し、栽培技術の確立に励んできました。

 JAの担当者は「例年に比べてどの畑も実のつきが良い。収量増加も期待できる」と話しました。