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水稲優良種子生産へ 羽咋市で圃場確認

 水稲種子の生産指定を受ける羽咋市の採種圃で8月中旬、関係機関による圃場確認が行われました。今回は、中生品種「コシヒカリ」の糊熟(こじゅく)期の確認で、変種や異品種の混入がないか、病害虫や気象被害の有無などを厳しくチェックし、おおむね適合と判断しました。

 同市白瀬地区と神子原地区は、1949年に採種圃指定を受け、県内でも古い歴史を持っています。本年度の生産戸数は、邑知町種子生産組合と神子原種子生産組合の43戸で、約61ヘクタールで「コシヒカリ」「能登ひかり」「石川43号(ゆめみづほ)」の3品種が栽培されています。

 水管理や病害虫防除などを徹底し、優良種子の生産に努めており、生産者は「米価低迷や資材価格高騰、生産者の高齢化と、状況は年々厳しくなるが、戦後から続く種子産地を守っていきたい気持ちもある」と話しました。