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JAと宝達志水町、なにわ花いちば 花木生産振興へ協定

 JAはくいと宝達志水町、なにわ花いちば(大阪市)は10月18日、生け花などに使われる花木の生産振興に向け、「花木産地の生産振興にかかる連携協定書」を締結しました。なにわ花いちばが産地と協定を結ぶのは初めて。担い手育成やニーズに応じた生産などで連携します。

 具体的には、①新規就農者への遊休農地や空き家のあっせんと担い手育成、②持続発展的な生産振興と販売促進、③市場ニーズに応じた品種や新規格の導入、④経営改善や事業継承などの指導、⑤産地の情報発信とブランド化に連携して取り組んでいきます。

 羽咋市のJA本店で開いた締結式には、JAの澤田常務と同町の寳達町長、なにわ花いちばの奥田会長が出席し、協定書に署名しました。

 澤田常務は「国内産地の中心として成長してほしい」と期待しました。奥田会長は「若い世代がやりがいを持てる、未来ある生産振興に関わっていきたい」と語りました。

 生産するJAはくい押水花木部会は、1970年に設立。現在31戸が、サンゴミズキやニューサイランなど150種類以上の花木を栽培しています。部会長の稲垣さんは、「小さい産地ならではの柔軟さを生かして、産地が未来へ長く続くよう努力したい」と意気込みます。