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JAはくいそさい部会 能登だいこん出荷ピーク

 羽咋市で、特産の秋冬ダイコンの出荷が最盛期を迎えています。県内では金沢市に次ぐ産地で、能登野菜の一つ「能登だいこん」として、主に大阪や神戸などの関西市場に出荷されます。

 JAはくいそさい部会では、砂丘地で栽培する粟生と新保、赤土で作る柴垣と滝谷の4地区で、スイカの後作として秋冬ダイコンを生産しています。今年は10戸が約14.5ヘクタールで栽培。11月上旬までに約60トンの出荷を見込みます。

 選果作業を行うJA園芸総合集出荷場には、朝取れのダイコンが次々と持ち込まれています。ダイコン洗浄計量自動ライン3基が稼働し、洗浄や計量を機械化。作業を効率化し、生産者らの負担を軽減しています。

 夏の暑さの影響が懸念されましたが、順調に生育しており、部会長の長濵さんは「冷え込んでくると需要が高まる。だしをよく吸うので、おでんや煮物で味わってほしい」と話しました。