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JAはくいぶどう部会 「シャインマスカット」甘く大粒に

 JAはくい管内で、大粒ブドウ「シャインマスカット」の出荷が本格化しています。8月16日は35房がJA南部育苗センターに持ち込まれ、金沢の市場へ送られました。

 JAぶどう部会では、消費者に人気が高いことを受けて2015年秋から苗木を増やし、栽培技術の向上を図ってきました。現在は、宝達志水町と羽咋市の31戸が栽培しており、「のと千里浜シャインマスカット」の名でブランド化を進めています。

 今季は昨年ほどの猛暑に見舞われなかったため、甘く大粒に仕上がったといいます。米沢部会長は「いい出来栄えだ」と話しました。

 出荷のピークは8月下旬から9月上旬で、3000房の出荷を目指します。一部は特殊な方法で長期貯蔵して、品薄になるクリスマス需要期に対応する狙いです。