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JAはくい押水いちじく部会 イチジク出荷始まる

 宝達志水町押水地区特産のイチジクが8月上旬、金沢市場へ向けて初出荷されました。JAはくい押水いちじく部会では、38戸が7.6ヘクタールで栽培しており、県内最大の生産量となっています。

 初出荷では、ハウス栽培を手がける生産者3戸が、「桝井ドーフィン」16ケース(1ケース1.2キロ)を持ち込みました。生育は順調で、出荷した生産者は「十分に甘味のあるイチジクに仕上がった。多くの人に味わってもらいたい」と話しました。

 露地物は8月18日ごろから出荷が始まる見込み。「カドタ」や「バナーネ」の他、8月下旬には「黒蜜姫」の愛称でブランド化を進める高級黒イチジク「ビオレ・ソリエス」の出荷が始まります。11月上旬までに計45トンの出荷を目指します。