JAはくい

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年頭のごあいさつ 代表理事組合長 山本 好和

 新年あけましておめでとうございます。
 皆さまにおかれましては、ご家族お揃いで新年の良き門出をお迎えのこととお慶び申し上げます。
 また、平素より当JAの各事業に深いご理解とご協力を賜り、厚くお礼申し上げます。
 昨年1月1日に発生した能登半島地震では、多くの方々が被害を受け、本県にとって未曽有の大災害となりました。亡くなられた方々に謹んでお悔やみを申し上げるとともに、被災された皆さまに心からお見舞い申し上げます。一刻も早い能登の復旧・復興を願っております。

 国内では、25年ぶりに「食料・農業・農村基本法」が改正され、食糧安全保障の確保や環境に配慮した食料システムの確立が進められました。一方で、生産資材の高騰や異常気象が続く中、農業やJAを取り巻く環境は大きく変化しています。特に農村部では過疎化と高齢化が進み、農業従事者の減少が課題となっています。
 このような背景のもと、本県JAグループは「第40次JAグループ石川基本戦略」を策定し、食と農を基軸とした事業活動を推進することで、組合員に求められる組織であり続けることを目指しています。この戦略により、今後3ヶ年にわたる目指す姿と基本方針を明確にし、震災からの復興と農業の持続的発展に全力で取り組んで参ります。

 令和6年度、主食用米仮渡金は前年から比べてコシヒカリ1等で3,300円の値上げとなりました。昨年暮れのJA石川県連役員会では、追加金として全銘柄1等で4,200円の支払いが決定されました。米価の値上がりは、需要に合わせた生産の取り組みや、JAと全農、卸との結びつきを深めた結果と考えています。令和7年度も引き続き、米価の安定に向けて3者の事前契約を推進していく考えです。
 また、当JAのカントリーエレベーターおよび押水ライスセンターは、今年8月の完成を目指し再編工事が進められています。この新施設により、機能がこれまで以上に向上し、生産者からの受け入れも安定します。さらに、JAグリーンはくいは、株式会社ジャコム石川への経営移管に伴い、今年6月より店舗をリニューアルし、直売所の更なる活性化を図ります。
 昨年は厳しい一年でしたが、主要農産物の価格は好調でした。令和7年も農家の皆さんが元気で明るい生活を送れるよう、心より願っております。

 結びに、皆さまにとって令和7年が希望に満ちた一年となることを心よりお祈り申し上げます。本年もJAはくいをよろしくお願い申し上げます。

はくい農業協同組合    
代表理事組合長 山本 好和